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Dell Inspiron 3250のCPU Core i5-6400をCore i7-6700kに換装しWindows11をクリーンインストール

Dell Inspiron 3250のCPU Core i5-6400をCore i7-6700kに換装しWindows11をクリーンインストール パソコンとインターネット

DellのデスクトップパソコンInspiron 3250のCPU Core i5-6400をCore i7-6700kに換装しWindows11のクリーンインストールを行ないましたのでその手順などを記していきたいと思います。

 

Core i5-6400だとちょっと厳しくなってきた

Inspiron 3250を新品で購入したのが2016年後半なのでもう8年以上が経過しました。

Core i5-6400でも最低限の事が行なえていましたが、最近少し重い作業をするとCPU使用率が100%に張り付いてしまい作業効率が悪い為、パソコンの買い替えを検討しました。

中古で第8世代以降のデスクトップを買おうかとも思いましたが、Inspiron 3250はとりあえずCPU以外は何の問題も無いのでCPU換装で1~2年凌ぐ事にしました。

ちなみにヤフオク相場だと第8世代i5のデスクトップが9,000円~12,000円といった感じでした。

 

Core i7-6700かCore i7-6700kかで迷う

Inspiron 3250のCPUは元々i3/i5/i7が設定されており、i7の場合は6700番なので同じマザーボードでi7-6700を使用出来る事は分かっていました。

早速ヤフオクやYahoo!フリマでi7-6700の中古を物色。

そこで6700kがある事を知りました。

オーバークロックする予定は全くありませんでしたが、passmarkのベンチマークで6700より6700kの方が10%程度高かったこと、そして中古なので価格に殆ど差がなかったことから6700kを購入する事にしました。

ヤフオクやYahoo!フリマのi7-6700kの相場は大体5,000円~6,000円くらいだと思います。

私はYahoo!フリマにてクーポンを使用して5,000円弱で購入しました。

 

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BIOSの更新は必要ないと思う

CPU換装の前にBIOSを最新にしないといけない場合があると思いますが、Inspiron 3250のi5-6400からi7-6700の場合は必要ないかと思います。

元々同じマザーボードの筈ですし「k」が付いても同じだと思われます。

念の為にBIOSの更新をしようと思ったのですが、調べたら既に最新ぽいので正確な事は分かりません。

が、多分更新は必要ないのでは思います。

BIOSバージョンの調べ方(Windows)

参考までに現在のBIOSのバージョンの調べ方を説明します。

キーボードのWindowsマーク+Rを押して「msinfo32」を入力。

すると下記の画面が表示されるので「BIOS バージョン/日付」の項目から確認できます。

私のPCの場合はバージョンが3.12.1でした。

しっかり調べた訳ではありませんが、日付からいって最新か最新に近いのではないかと思います。

あともしかしたらですが、Inspiron 3250はWindows11の状態ではBIOSの更新ができないかもしれません。

海外のフォーラームをちょっと覗いたらそんなような事が書いてありました。

その場合はWindows10から行うか、USBメモリから更新を行なう事になると思います。

ただ、先ほども書きましたが、i5-6400からi7-6700の場合はBIOSのバージョンが古くても大丈夫な気がします。

 

ほぼ問題無くCPUの換装が完了

もう何度もInspiron 3250をばらしているのでCPUまで一瞬でアクセスできましたが、CPUファン周りがホコリまみれだったのでまずは簡単にお掃除。

そして掃除が終わってi7-6700kを装着。

ちゃんと動くか不安だったので、とりあえずグリスを塗らずに装着し起動テスト。

しっかり起動してるっぽいがHDMIで繋いだモニターが映らず。

何度か抜き差しや再起動を試みるが状況変わらずで仕方ないのでもう一度i5-6400を装着し起動。

i5-6400は問題無くモニターが映る。。

この時点で物凄く不安になってしまいましたが、もう一度i7-6700kを装着したところ問題無く起動しました。

何が原因だったのか分かりませんが、数年前にSSD交換した際に同じようにモニターが映らない事があったのを思い出しました。

一度映ってからは何も不具合が無いのでもう大丈夫だと思います。

 

CPU温度が心配だったけど問題無さそう

Inspiron 3250は多分i3もi5もi7もCPU以外は全て同じだと思うので純正のCPUファンで問題ないと思ってはいましたが、kという事もあり実際確認するまでは少し心配でした。

CPUグリスを塗っていない状態ですが、平常時はi5-6400の時とほぼ温度は変わらなかったです。

今のところ、初回起動時(ちゃんと起動した初回)に100℃まで上がりましたがそれ以降は大きめに負荷を掛けても70℃程度までしか上がっていません。

3日ほどCPUグリスを塗らずに使用してみましたが全く問題ありませんでした。

ですが、これから春になり夏になり気温が上がってくるのでCPUグリスをしっかり塗りました。

今回はAmazonで一番売れているっぽいこちらを購入しました。

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Core i5-6400とCore i7-6700kの性能比較

CrystalMark RetroでCore i5-6400とCore i7-6700kそれぞれのベンチマークを計測しました。

CrystalMark RetroでCore i5-6400とCore i7-6700k

※クリックで拡大します。

 

CPU換装のタイミングでSSD交換

現在使用しているSSDはもう6年くらい使用していてCrystalDiskinfoで状態を確認すると健康状態が66%まで下がっている為、CPU換装のタイミングでSSDを新品交換する事にしました。

 

120GBでも問題無かったのですが、今回は少し容量に余裕を持たせたかった為、256GBを購入しました。

購入時にAmazonで一番安かった(256GB)こちらを2,187円で購入しました。

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私はSSDのメーカーなど全く気にしないのでいつも一番安いのを購入しています。

箱開けたら日本語の説明書が入っていたので調べたらJNHって会社は一応日本の会社みたいですね。

代表の名前が鄭さんなので中国人だと思いますが本社は東京にあるようです。

 

第6世代なのでWindows11をインストールするにはひと手間必要

今更説明するまでも無いですが、Intel CPUの場合、第8世代以降のCPUで無ければWindows11にする事ができません。

i7-6700kは第6世代のCPUなので普通のやり方ではクリーンインストール(アップグレード)できません。

ここからはWindows11のシステム要件を満たしていないパソコンにクリーンインストールする方法を簡単に説明していきます。(8GB以上のUSBメモリが必要です)

マイクロソフト公式サイトからISOファイルをダウンロード

まずはマイクロソフト公式サイトからWindows11をダウンロードします。

マイクロソフト公式サイト

 

「Windows 11 のインストール メディアを作成する」にある”今すぐダウンロード”をクリックします。

 

「mediacreationtool.exe」というファイルがダウンロードされた筈なので起動し下記の画面まで進み「USB フラッシュ ドライブ」を選択しUSBメモリにダウンロードを行ないます。

 

「bypass.reg」ファイルを作成する

第8世代以降のパソコンの場合はここまでの作業で準備が完了していますが、それ以前の世代のCPUの場合はもう一つ準備が必要です。

まずメモ帳を作成し以下を貼り付けて下さい。

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig]
"BypassTPMCheck"=dword:00000001
"BypassSecureBootCheck"=dword:00000001
"BypassRAMCheck"=dword:00000001
"BypassStorageCheck"=dword:00000001
"BypassCPUCheck"=dword:00000001

貼り付けたらメモ帳の名前を「bypass.reg」に変更します。(メモ帳の拡張子.txtも削除します)

完了したら、bypass.regを先ほどWindows 11をダウンロードしたUSBメモリに移動します。

これで準備は完了です。

 

USBメモリから起動

いよいよクリーンインストールを行なっていきます。

既にOSが入っているストレージ(HDD/SSD)にクリーンインストールする場合は起動順を変更しUSBメモリから起動するようにしなければいけません。(その手順の説明は省きますのでご自身でお調べ下さい)

USBメモリから起動するとセットアップ画面が表示されると思いますが、その最初の画面で「[SHIFT]+[F10]キー」を押します。

するとコマンドプロンプトが起動するので「regedit」と入力してエンターキーを押します。

レジストリエディターが起動するのでファイルインポートを選択しWindows 11をダウンロードしたUSBメモリを選択→「bypass.reg」を選択します。

「D:\bypass.reg に含まれるキーと値が、レジストリに正常に追加されました。」と表示されたらOKです。

これでWindows11のシステム要件を満たしていないパソコンにクリーンインストール出来るようになりましたのでコマンドプロンプトを閉じてクリーンインストールを行なってください。

Windows 11 24H2のクリーンインストール時の最初の画面でキーボードを選択する項目があります「日本語キーボード」が選択されていない可能性が高いです。クリーンインストール後にも日本語キーボードに変更できますが、クリーンインストール時にマイクロソフトアカウントを入力する際の「@」が打てない問題が発生するので「日本語キーボード」に変更する事をお勧めします。※Windows10の時は日本語キーボードが初めから選択されていた記憶があります。

 

無事にクリーンインストール完了

今まで何度もクリーンインストールを行なっているので何も問題なく完了しました。

ただ、全て手動で元の環境に戻したので同じ環境にするのに丸一日掛かりました。

でもクリーンインストールしたお陰でかなり快適になりました。

実はWindows11 24H2にしてから色々な問題が発生していました。

どういう問題が発生していたのかはまた別の記事に書こうと思っていますが、クリーンインストールでそれら全て解決しました。

24H2に手動でアップデートした際におかしくなっていたのではないかと思います。

最後に今回使用したJNHのSSDのCrystalDiskMarkとCrystalDiskInfoのスクリーンショットを載せておきます。

 

CrystalDiskMark

 

CrystalDiskInfo

 

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