光回線のプロバイダをぷらら光からビッグローブ光に事業者変更してみた

光回線をぷらら光からビッグローブ光に事業者変更してみた パソコンとインターネット
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光回線にしてからもう15年近くなります。

最初はフレッツ光でプロバイダをぷららにしたと思いますが、5年くらい前に「料金が安くなるよ」とぷららから連絡を貰って光コラボのぷらら光に変更しました。

ですので、今回初めてぷらら以外のプロバイダにする事になります。

もう既に事業者変更が済んで普通に使っていますが、その過程で幾つかトラブル等もあったのでその辺も含めてこれから書いていこうと思います。

お得に事業者変更する方法も書きましたので是非ご覧ください。

 

事業者変更をしようと思った経緯

事業者変更をしようと思った経緯

以前からプロバイダ変更に興味はあったんです。

キャッシュバックとかお得な特典とかのキャンペーンを見る度に変えようかなと思っていたのですが、面倒臭そうだったので敬遠していました。

  • 手続きが多くて大変そう
  • インターネットが使えない期間があると困る

こういうイメージがあったので。

それで、今回何故動いたのかと言うと今年の3月からBIGLOBEモバイルを使い始めたのがきっかけです。

契約と一緒に端末も購入し、Gポイントと呼ばれるものが16,000ポイント付いたのですが、そのポイントをBIGLOBEの支払いに使えるという事で全ポイントをビッグローブの支払いに移動したんですね。

で、移動した後に気づいたのですが、分割購入した端末代金の支払いには使えず、更に有効期限が1年間しか無かったのです。。

色々キャンペーンが付いた状態で契約したので1年間で使い切れるポイントは恐らく半分以下。

下手したら10,000ポイント近く余ってしまいます。(1ポイント1円分です)

ポイントありきで契約したので、流石にこれではやりきれないという事で色々調べたら、プロバイダの支払いにも使えるという事に気付き、ビッグローブ光を利用する事を検討し始めたのです。

 

ぷらら光からビッグローブ光に変えると料金は得をするのか?

ぷらら光からビッグローブ光に変えると料金は得をするのか?

次にぷらら光からビッグローブ光に変えると月額料金がどうなるのかを調べました。

ぷらら光とビッグローブ光の月額料金比較

プロバイダ名 戸建てタイプ マンションタイプ
ぷらら光 5,280円 3,960円
ビッグローブ光 5,478円 4,378円

うちは戸建てなのでぷらら光からビッグローブ光に変えると月に198円高くなるという事になります。

今回ビッグローブ光は3年プランで申し込んだので単純にこれだけのコストが増える事になります。

198円×36ヵ月=7,128円

更に事業者変更を行なうと変更元プロバイダと変更先プロバイダにそれぞれ支払う手数料が発生します。

ぷらら光とビッグローブ光の手数料

プロバイダ名 手数料
ぷらら光 3,300円
ビッグローブ光 3,300円

プロバイダによって手数料が違うかもしれませんが、今回はこのような金額でした。

先ほどの月額料金と合算すると3年間でこれだけのコストが増える事になります。

7,128円+3,300円+3,300円=13,728円

先ほどのビッグローブ(Gポイント)の10,000円程度のポイントを消化する為に13,728円を費やしたらマイナスですよね。

この状態のままならプロバイダは変更しませんでした。

冒頭でもちょっと書きましたが事業者変更をするとキャッシュバックなどの特典が貰えます。

次の項目ではビッグローブ光の特典について書いていきます。

 

ビッグローブ光のキャッシュバックなどの特典

ビッグローブ光のキャッシュバックなどの特典

2020年7月現在ビッグローブ光で行われているキャンペーンは総額最大61,000円と謳っていますが、工事費なども含まれた数字なので実際は25,000円程度+ルーター1年無料のキャンペーンになります。

大きく分けると3種類の特典を受けることができます。

①25,000円キャッシュバックか月額料金割引

キャンペーンのメインがこの特典になりますが、25,000円のキャッシュバックを受け取るか、12か月間毎月約1500円の割引を受けるかを選択する事になります。

どちらが得かは計算すれば分かりますが、12か月間毎月約1500円の割引を受けると合計18,000円弱しか得をしないので25,000円キャッシュバックを選択した方が良いですね。

ただし、25,000円のキャッシュバックを受けられるのは利用開始から1年が経過してからです。

ですので、毎月の料金の支払いが厳しいという場合は1年間1,500円割引を受けた方が良いかもしれません。

それ以外の方は1年待って25,000円を受け取った方が良いでしょう。

私は25,000円キャッシュバックを選択しました。

②工事費無料

この工事というのは事業者変更の場合(既に光回線が引いてある場合)は必要のない工事です。(開通工事)

これまで光回線を使用していない新規の方には関係のある特典ですが、事業者変更の場合は殆ど関係のない特典です。

③IPv6対応ルーターの1年間無料レンタル

この特典は必要な方のみです。

現在使用している無線ルーターがIPv6に対応しているか?全体的なスペックはどうなのか?によって判断されて下さい。

特にIPv6に対応しているかどうかは非常に重要になってきます。

開通後IPv4とIPv6の速度を測ってみましたが雲泥の差がありました(混雑する時間帯)ので、ビッグローブ光を利用する場合はIPv6が必須と思って下さい。(遅くても良ければIPv4でも通信は可能です)

後ほど無料レンタルルーターについて詳しく書きますが、グレードは下の方の物なので、IPv6対応のルーターを別途購入した方が良いかもしれません。(手持ちのルーターと速度比較しましたが遅かったです)

そんなに速度を気にしない方には必要十分だと思います。

2020年7月現在無料レンタルされるのはNEC Aterm WG1200HS3になります。

光電話を利用されている方はオンラインからの申し込み時に無料レンタルルーターを選択する事が出来ません。(借りられません)
光電話対応のONUを使用すれば、無線LANルーターがIPv6に非対応でもIPv6で通信出来る為このようになっていると思われますが、別途電話連絡すればレンタルする事が出来ます。(実際に私は電話連絡し借りる事ができました)

以上3つがビッグローブ光の入会特典になりますが、先ほどの増えたコスト分を合わせて再度計算してみましょう。

キャッシュバック25,000円ー増えたコスト分13,728円=11,272円

はい、お得になりました。

これなら事業者変更してもコスト面で損する事はありません。

これはあくまでも最低利用期間の3年間での計算なのでそれ以上の期間利用するとまた話は変わりますので注意して下さい。

10,000円以上お得なのでこの時点で事業者変更する事は確定していましたが、実は更にお得に契約する方法があるのです。

 

ポイントサイト経由でビッグローブ光を契約する

ポイントサイト経由でビッグローブ光を契約する

ポイントサイトって知ってますか?

ゲットマネーとかハピタスとかモッピーとか多くのポイントサイトがありますが、簡単に説明すると指定されたリンクから申し込みや買い物をすると、ポイントサイトより後日ポイントを貰う事ができます。

貰ったポイントは各ポイントサイトによりますが、現金に換金したり他のポイントサービスに移動させたりする事が出来ます。

私は以前からポイントサイトを利用していますが、今回も「ビッグローブ光」でポイントを貰えないか調べました。

調べてみると、ビッグローブ公式が出している案件と代理店が出している案件がありました。

ポイントサイト-ビッグローブ光のポイント還元数

上記の画面はハピタスのビッグローブ案件になります。(真ん中がビッグローブ公式でその他が代理店)

代理店が出している案件の方が還元ポイントが高かったりするんですが、良く見ると公式で確認した特典内容と違ったりする所もあるんですよね。(ハピタスは公式が一番ポイントが多かった)

あとは、個人的に公式サイトから申し込みたかったので今回は代理店経由の案件はパスし、ビッグローブ公式から申し込みました。

私が申し込んだ時点での話ですが、ビッグローブ公式経由で最もポイントが多かったのはハピタスの10,800ポイントでした。

ハピタスの場合は1ポイント=1円ですのでそのまま10,800円分のポイントが貰えることになります。

ポイントサイトによって1ポイントが0.5円だったり0.1円だったりするので注意して下さい。

 

ハピタスでビッグローブ光を契約する手順

事業者変更の場合は、現在ご使用のプロバイダより「事業者変更承諾番号」の取得を行なってからビッグローブ光の契約手続きを行なって下さい。(NTT東日本/NTT西日本と直接契約をしている付加サービスがある場合NTTより「情報開示承諾」の手続きも必要です)

ハピタスの登録

まず下記リンクからハピタスの登録を行ないます。

ハピタスにログインし「ビッグローブ光」を検索

ハピタスの登録が終わったらログインし検索窓に「ビッグローブ光」と入力します。

ハピタスにログインし「ビッグローブ光」を検索

「ビッグローブ光」案件の中から選択する

「ビッグローブ光」の案件一覧が表示されるので利用したい案件名のリンクをクリックし案件詳細を開きます。

ハピタス-ビッグローブ光案件一覧

注意事項などを確認し「ポイントを貯める」をクリック

案件詳細を開いたらポイント対象条件や注意事項が記載されているので一通り目を通し理解したら、「ポイントを貯める」ボタンをクリックします。

ハピタス-注意事項などを確認し「ポイントを貯める」をクリック

ビッグローブ公式サイトが開くので手続きを進める

ビッグローブ公式サイトを開くと下のような箇所があるので該当する方を選択します。(事業者変更の場合は右側)

ビッグローブ公式サイト

あとは説明に従って手続きを進めて下さい。

ハピタス「通帳」に記載されているか確認する

ハピタスのビッグローブ光公式案件ページは「通帳記載の目安 1時間以内」と記載されていますが、通帳に記載されない場合があります。(私の場合は記載されませんでした)

その場合は、回線の開通完了後にハピタスマイページ内にある「お買い物あんしん保証」から問い合わせをして下さい。

ハピタス-お買い物あんしん保証

その後30~90日程度でポイントが加算される筈です。

結局トータルで幾ら得をするのか?

結局トータルで幾ら得をするのか?

内容 金額
ビッグローブキャッシュバック特典 +25,000円
ハピタスポイント還元分 +10,800円分のポイント
月額料金差額 -7,128円(36カ月分合計)
ぷららへの事業者変更手数料 -3,300円
ビッグローブへの初期事務手数料 -3,300円
合計 +22,072円

このようになりました。

3年間で22,072円お得になれば十分ではないでしょうか。

なお、ハピタスのポイントは現金に交換可能で銀行振り込みで出金する事が出来るので上記の計算では現金と同じ扱いにしています。(出金手数料無料)

 

ビッグローブ光契約申し込み後の流れ

ビッグローブ光契約申し込み後の流れ

契約申し込みが終わった後は基本的に何もする事がなく待っているだけだと思いますが、上の方で書いた通り、ひかり電話を現在利用されている場合は、ウェブからの申し込み時に無料で1年借りられる無線ルーターを選択出来なかったと思います。

ひかり電話を利用していて無線ルーターをレンタルしたい場合はビッグローブへ電話連絡が必要です。

私の場合は電話連絡してから2~3日後に無料レンタルのルーターが送られてきました。

続いてルーター到着から更に2~3日後に「接続ID通知書」や「開通のご案内」などの書類が送られてきました。

そして、申し込み時に自分で指定した事業者変更日になるとぷらら光からビッグローブ光に切り替わる。筈でしたが、当日になっても切り替わらず・・。

てっきり日付が変わった瞬間(0時)に切り替わるのかと思っていましたが切り替わらず「その日の適当な時間に切り替わるんだな」と思って待っていましたが、結局その日は切り替わらず。

結局翌日の夕方近くになってようやくビッグローブに切り替わりました。

指定した日付で必ず切り替わるという事ではないようです。

 

事業者変更完了後にIPv6オプションを申し込む

事業者変更完了後にIPV6オプションを申し込む

事業者変更が完了(ビッグローブ光が開通)したら、次はIPv6オプションを申し込みます。

ビッグローブ光のIPv4が遅いというのは事前にネット上の書き込みから分かっていたので、すぐにIPv6オプションの申し込みを行ないました。

IPv6オプションの申し込みは下記から行えます。(ログインが必要です)

申し込みは簡単に行なえ、数時間後にはIPv6が使用できるようになります。

参考までに私の場合は2時間弱で件名”【お知らせ】IPv6オプションの設定が「完了」しました”のメールが届きました。

IPv6オプションの設定が完了したらこちらでする設定などは特にありません。

IPv6で接続出来ているかを確認するだけでOKです。

IPv6接続されているかの確認方法

先ほどのIPv6オプション申し込みページから確認ができます。

ビッグローブ光IPV6接続確認「Connected via IPV6」

上記画像のように「Connected via IPv6」の表示になっていればIPv6で接続出来ています。

「Connected via IPv4」と表示される場合は何らかの理由でIPv6接続が出来ていません。
使用している無線ルーターがIPv6に対応しているかなどご自身の環境を確認して下さい。

 

IPv4とIPv6の速度比較

IPV4とIPV6の速度比較

実際にIPv4とIPv6ではどれくらい速度が違うのかスピードテストで比較してみました。

使用したスピードテストアプリは「SPEEDTEST by Ookla」です。

他のスピードテストサイトでも計測してみましたが、「SPEEDTEST by Ookla」のアプリ版は結構速度表示が低いです。

有線接続(Windows 10)

SPEEDTEST by Ooklaはブラウザ版ではなくMicrosoft Storeからダウンロードしたアプリです。

有線接続(IPv6)

ビッグローブ光(IPV6)-有線接続速度測定結果

テスト回数 PING値 ダウンロード アップロード
5回目 14 ms 173.76 Mbps 91.81 Mbps
4回目 13 ms 197.26 Mbps 92.02 Mbps
3回目 14 ms 188.25 Mbps 92.17 Mbps
2回目 14 ms 195.22 Mbps 91.49 Mbps
1回目 14 ms 190.21 Mbps 92.46 Mbps
平均 13.8 ms 188.94 Mbps 91.99 Mbps

有線接続(IPv4)

ビッグローブ光(IPV4)-有線接続速度測定結果

テスト回数 PING値 ダウンロード アップロード
5回目 32 ms 6.48 Mbps 67.50 Mbps
4回目 22 ms 3.56 Mbps 76.23 Mbps
3回目 41 ms 4.55 Mbps 47.65 Mbps
2回目 34 ms 4.06 Mbps 73.36 Mbps
1回目 47 ms 1.81 Mbps 63.55 Mbps
平均 35.2 ms 4.09 Mbps 65.66 Mbps

無線接続(Windows 10+2.4Ghz IEEE 802.11n)

SPEEDTEST by Ooklaはブラウザ版ではなくMicrosoft Storeからダウンロードしたアプリです。

無線接続(IPv6)

ビッグローブ光(IPV6)-無線接続(5Ghz IEEE 802.11n)速度測定結果

テスト回数 PING値 ダウンロード アップロード
5回目 14 ms 61.15 Mbps 92.36 Mbps
4回目 14 ms 42.76 Mbps 93.05 Mbps
3回目 14 ms 62.10 Mbps 92.66 Mbps
2回目 14 ms 58.23 Mbps 91.91 Mbps
1回目 14 ms 61.59 Mbps 92.44 Mbps
平均 14 ms 57.17 Mbps 92.48 Mbps

無線接続(IPv4)

ビッグローブ光(IPV4)-無線接続(2,4Ghz IEEE 802.11n)速度測定結果

テスト回数 PING値 ダウンロード アップロード
5回目 21 ms 6.52 Mbps 90.19 Mbps
4回目 61 ms 6.74 Mbps 89.24 Mbps
3回目 15 ms 45.01 Mbps 93.33 Mbps
2回目 16 ms 28.62 Mbps 92.85 Mbps
1回目 19 ms 8.92 Mbps 90.41 Mbps
平均 26.4 ms 19.16 Mbps 91.20 Mbps

無線接続(Android+5Ghz IEEE 802.11ac)

SPEEDTEST by Ooklaはブラウザ版ではなくGoogle Playからダウンロードしたアプリです。

無線接続(IPv6)

ビッグローブ光(IPV6)-無線接続(5Ghz IEEE 802.11ac)速度測定結果

テスト回数 PING値 ダウンロード アップロード
5回目 15 ms 97.90 Mbps 94.40 Mbps
4回目 14 ms 109.00 Mbps 94.20 Mbps
3回目 15 ms 88.20 Mbps 92.70 Mbps
2回目 14 ms 84.10 Mbps 93.30 Mbps
1回目 14 ms 97.30 Mbps 92.80 Mbps
平均 14.4 ms 95.30 Mbps 93.48 Mbps

無線接続(IPv4)

ONU(光回線終端装置)設定画面よりIPv6を無効にしましたが、何故かIPv4にならなかった為、未計測です。

 

混雑する時間帯のIPv4はかなり遅い

平均速度の比較(21時前後)

接続方法 PING値 ダウンロード アップロード
有線接続(IPv6) 13.8 ms 188.94 Mbps 91.99 Mbps
有線接続(IPv4) 35.2 ms 4.09 Mbps 65.66 Mbps
無線接続(IPv6+2.4Ghz) 14.0 ms 57.17 Mbps 92.48 Mbps
無線接続(IPv4+2.4Ghz) 26.4 ms 19.16 Mbps 91.20 Mbps
無線接続(IPv6+5Ghz) 14.4 ms 95.30 Mbps 93.48 Mbps
無線接続(IPv4+5Ghz) 未計測 未計測 未計測

平均速度の比較(14時~15時)

接続方法 PING値 ダウンロード アップロード
有線接続(IPv6) 13.8 ms 237.52 Mbps 92.51 Mbps
有線接続(IPv4) 15.0 ms 177.36 Mbps 93.82 Mbps
無線接続(IPv6+2.4Ghz) 14.0 ms 49.37 Mbps 77.01 Mbps
無線接続(IPv4+2.4Ghz) 15.4 ms 55.90 Mbps 84.50 Mbps
無線接続(IPv6+5Ghz) 15.0 ms 102.18 Mbps 83.70 Mbps
無線接続(IPv4+5Ghz) 未計測 未計測 未計測

比較的空いている時間帯と混雑している時間帯でスピードテストを行ないました。

ご覧の通り、混雑している時間帯のIPv4は噂通り劇遅なのでやはりIPv6が無いと辛いです。

※IPv4の有線より無線の方が速くなっていますが計測したタイミングによるものと思われます。

逆に比較的空いている時間帯の14時辺りではIPv4でも十分な速度が出ています。

日中しか使用しないのであればIPv4だけで使う事が出来そうですが、混雑する時間帯も使用するのであれば、やはりIPv6が無いと厳しいと思います。

ビッグローブ光を利用する場合はIPv6対応ルーターを用意し、IPv6オプションに申し込んだ方が良いでしょう。

当然ですが、スピード計測アプリやサイトによって計測速度は変わります。

今回計測に使用したSPEEDTEST by Ooklaは他のスピードテストサイトと比較して平均的かやや平均より遅い為使用しました。

参考までに同じSPEEDTEST by Ooklaでもブラウザ版で計測を行なうと大きく数字が変わります。

IPv6の有線だと同時間帯でも上記の表の数字+120Mbps程度は出ます。



ビッグローブ光に変えたらプッシュ通知が遅延するようになった

ビッグローブ光に変えたらプッシュ通知が遅延するようになった

とりあえず速度も問題なかったので事業者変更して良かったなと思っていましたが、問題が発生してしまいました。

スマートフォンのプッシュ通知が遅延する(来ない時もある)ようになったのです。

今までもプッシュ通知が遅れる・来ないという事はありましたが、その時はスマホの省エネ設定を無効にするか、ルーターのキー更新を止めるかすれば解決出来ました。

しかし今回はぷらら光の時と同じスマートフォン(当然設定も同じ)ですしルーターのキー更新も無しにしてみました。

それでも全く改善しませんでした。

プロバイダが変わった事で発生した事は明らかで、IPv6が原因か回線自体に問題があるかのどちらかだと考えました。

しかし速度測定を行なってもスピードは出てるしPING値を見ても問題があるようには思えない。

という事でIPv6が原因だろうと断定しましたが、まぁネット上を探しても情報が見つからない。

「こんなにも情報が無いの?」って思うくらい無かったですね。

仕方ないのでとりあえずIPv6を無効にしてみる事にしましたが、やり方が分からない!

いや、Windowsのやり方は分かっていたんです前から。

設定のネットワーク項目→プロパティ内で無効に出来ます。

でもスマートフォン(Android)のIPv6を無効にする方法が分かりませんでした。

ONUにログイン(192.168.1.1)してもそれらしい項目が無い・・。

でも頑張って探しましたよ。

皆さんこのページ知ってました?→192.168.1.1:8888/t

私は192.168.1.1しか知りませんでした。

この192.168.1.1:8888/tにIPv6を無効にする方法とプッシュ通知遅延の秘密が隠されていたのです!

ONUからIPv6を無効にする手順

192.168.1.1:8888/tにログインする

まず192.168.1.1:8888/tを開くとこのような画面になります。

192.168.1.1:8888/tトップ画面

IPv6に接続されていると上記画像のように「IPv4設定」が表示されるのでクリックで開きます。

次に画面左メニューにある「高度な設定」をクリックします。

192.168.1.1:8888/t高度な設定

「高度な設定」をクリックするとログイン画面が開くので、ユーザー名とパスワードを入力しログインを行なって下さい。

ユーザー名とパスワードを登録していない場合は192.168.1.1から設定を行なえます。

”IPoE方式での IPv4通信”の一時停止を行なう

ログインすると下の画面になると思いますが、ページ最下部にある【IPv4 ON/OFF設定】の「IPv4の一時停止」にある”機能停止”にチェックを入れて右下にある「設定」ボタンをクリックします。

※良く分かりませんが”IPoE方式での IPv4通信”を停止するという事らしいです。

【IPv4 ON/OFF設定】「IPv4の一時停止」”機能停止”

これでIPv6が無効になった筈ですのでIPv6確認サイトで確認してみて下さい。

この状態でプッシュ通知がリアルタイムで来るか確かめてみました。

結果は・・見事に即時プッシュ通知が来るようになりました!

IPv6を使いながらプッシュ通知を即時受け取る

これでIPv6が原因なのは確定しました。

しかしIPv6が使えないのは嫌ですよね、このままだとIPv6を取るかプッシュ通知を取るかの選択をしなければいけません。

という事でIPv6を使いながらプッシュ通知が即時来るようにする方法を模索しました。

意外とこの後ポンポンと解決していったんですね。

今開いた「高度な設定」ページの上部に【タイムアウト設定】ってありますよね?

実はこの項目192.168.1.1にもあるんです。

そしてこの問題が発生して間もなくの頃に192.168.1.1からタイムアウト時間を最大値まで延ばしてみたんです。

しかしプッシュ通知の遅延は改善しませんでした。

ですけどこの「高度な設定」ページを良く見ると192.168.1.1に無かった項目があるんです。

これが192.168.1.1にあるタイムアウト設定画面。

192.168.1.1>詳細設定>セキュリティ設定>SPI設定

 

そしてこっちが192.168.1.1:8888/tのタイムアウト設定画面。

192.168.1.1:8888/t>高度な設定>タイムアウト設定画面

192.168.1.1:8888/tの方には「その他プロトコル」ってありますよね?

実はここが原因だったのです。

初期値が300(秒)になっている筈ですが、ここを3600にしてみて下さい。

もっと短い時間でも大丈夫かもしれませんが私は3600にしました。

これでプッシュ通知が即時届くか確認してみて下さい。恐らく届く筈です。

3600秒って事は1時間経ったらプッシュ通知が遅れる?

3600秒は1時間ですね。

当初は3600秒に設定したら1時間以上経過でプッシュ通知が来なくなるのでは?と心配していました。(最大7200秒までしか設定出来ないようになっていますしね)

でも心配いりませんでした。3時間経っても5時間経っても大丈夫でした。

詳しい事は分かりませんが、とりあえず300秒では駄目だという事。

もしかしたら600秒や1800秒でも大丈夫かもしれません。

これで駄目ならそれこそスマホの省エネ設定やスマホのキー更新を疑ってみた方が良いかもしれません。

プッシュ通知問題のまとめ

いや~難しかったし時間が掛かりました。

そもそもネット上でそれらしき情報は皆無でしたし、192.168.1.1:8888/tなんてページ知らないですしね。

せめて192.168.1.1に「その他プロトコル」の項目があれば問題発生から数時間で解決できたんですけど。

結局5日間ほど掛かりましたね解決するまで。

時間のある時は全てこの問題に取り掛かっていたので物凄く疲れました。

私が調べた範囲でこの解決策はどこにも書いていなかったのが不思議でしたね。

IPv6を使っている他の方はこの問題が発生してないんですかね?

実際ぷらら光の時はこの問題が発生していないのでIPv6の種類?によって違うんでしょうね。

ぷらら光のIPv6はONUのPPPランプがオレンジ点灯していましたが、ビッグローブ光のIPv6はPPPランプが消灯しています。

ちょっとIPv6の知識が無いので詳しい事は分かりませんが、各プロバイダが提供するIPv6によってちょっと違うんでしょうね。

とりあえずこれで解決すると思いますので、同じようにプッシュ通知が遅れるようになった方は試してみて下さい。

あと、参考までにこの問題が発生している際に何故かLINEだけはプッシュ通知が遅れませんでした。(正確には95%くらいの確率で即時来ました)

LINE以外のアプリ(Gmail含めたメールアプリ7~8種類、Twitterなど)全てで発生しました。

何故LINEだけが問題なかったのかも謎のままです。

 

ビッグローブ光無料レンタルの無線ルーターについて

ビッグローブ光無料レンタルの無線ルーターについて

ここではビッグローブ光から1年間無料で借りる事が出来る無線ルーターについて書いていきます。

2020年7月現在無料レンタルされるのはNEC Aterm WG1200HS3です。

Aterm WG1200HS3

Atermのラインナップの中では下位モデルになります。

これまで使っていた無線ルーターがバッファローWSR-2533DHPL。

バッファローWSR-2533DHPL

既に販売終了しているモデルですが、「IPv6」の項目がグレーアウトされています。

このルーターではIPv6が使えないという意味ですが、私はひかり電話を使用している為、IPv6非対応の無線LANルーターを使用してもIPv6で通信が可能です。

ONUがIPv6に対応しているので、無料レンタルルーターを借りる必要は無かったのですが、久々にAtermを使ってみたかったので借りてみました。

Aterm WG1200HS3よりWSR-2533DHPLの方が速い

Aterm WG1200HS3とバッファローWSR-2533DHPLを比較してみましたが、やはりバッファローWSR-2533DHPLの方が速度は速かったです。

5Ghzで30~50Mbps程度、2.4Ghzで10~30Mbps程度WSR-2533DHPLの方が速いです。

Aterm WG1200HS3は箱に戻して1年間保管させて貰おうと思います。

中継器として使おうと思って試してみましたが、親機から直接電波を受けるより遅くなったしまったので止めました。(相性なのかスペック的なものなのか分かりませんがかなり遅くなりました)

無料レンタルルーターは借りるべきなのか?

これは現在の環境次第でしょう。

既にIPv6対応のルーターを使っているなら必要ないと思います。(無料レンタルルーターは下位モデルですし)

あとは速度に拘る方もレンタルしないでそこそこの物を買った方が良いでしょう。

同じAtermの4ストリームが7,000円~8,000円くらいで買えます。

ただ、Aterm WG1200HS3が遅くて使い物にならないという事ではありません。

普通に使う分には何も支障ないと思います。

ただ他のルーターと比べると少し遅いので物足りないというだけです。

私も実際スピードテストアプリで数字を確かめてWSR-2533DHPLを使う事にしただけで、体感で明らかに違うとは思いませんでした。(Aterm WG1200HS3でも必要最低限の速度は出るので)

ですので、とりあえず使えればいいって方は無料レンタルルーターを借りてみて下さい。

もし遅かったり不満があれば箱に閉まって新しいのを買えば良いですから。(1年後に返却するのを忘れないように)

普通に買えるAterm WG1200HS3とは違う?

製品名はAterm WG1200HS3ですが、実際に売られているAterm WG1200HS3とはちょっと違うようです。

クイック設定Webにログインすると分かりますが、設定項目が少ないんですねビッグローブの方が。

ですのでネット上のAterm WG1200HS3の情報を見ながらクイック設定Webを弄ろうとすると無い項目がある筈です。(動作モードなど)

あとは、Atermの公式ページから問い合わせする事が出来ないようです。

ちょっと質問したい事があり、製品番号などを打ち込んで進めましたが製品番号が該当しないみたいなエラーになり問い合わせをする事が出来ませんでした。

恐らくビッグローブに直接問い合わせないといけないようになっているのではないでしょうか。

バッファローはブリッジモードだとデバイスコントロールが見れない

私の環境だとひかり電話があるのでルーターをブリッジモードにしなければいけません。

バッファローもAtermも設定ページ内から「ルーターに接続している機器」を確認出来ますが、バッファローの場合はブリッジモードにすると見れなくなってしまいます。(デバイスコントロール)

仕方ないのでスマホアプリの「Fing」を入れて確認していますが、出来ればルーターの設定ページ内から見たいと思っているんです。

で、今回無料レンタルルーターを使って分かったんですがAtermはブリッジモードでも「ルーターに接続している機器」を確認出来るんですね。

Atermを使うのは10年以上振りになると思いますが、設定ページも見やすかったです。

ですので多分次はAtermを買います。

バッファローのエアステーションはスマホで開くと「詳細設定」画面がPC表示になって見づらかったりもするので。

ルーターの設定画面内から「ルーターに接続している機器」を確認したい方でブリッジモードを使用する方はルーター選びに注意して下さいね。

 

ぷらら光からビッグローブ光への事業者変更まとめ

ぷらら光からビッグローブ光への事業者変更まとめ

一言でいうと事業者変更して良かったです。

ビッグローブ光の最低利用期間が3年(途中解約は解約料が必要)なので、まずは3年間合計でぷらら光を継続するよりも得をするという事が事業者変更をする一番の目的でした。

既に上で書きましたが、3年間合計で22,072円得をするという事が分かりました。(ポイントサイト経由での申し込み分を含む)

ビッグローブ光はIPv6が必須

そして、これも同じくらい大事な部分でしたが、通信速度がぷらら光と同じ水準である事。

この部分は実際に使用するまで不安がありましたが、事前にネット上で調べた通りの結果になりました。

  • 混雑時のIPv4はかなり遅い
  • IPv6は速度が速い

IPv4に関しては日中や早朝などの空いている時間帯は特段問題はありませんが、20時~23時辺りのの混雑する時間帯は本当に遅いです。

しかし、IPv6を使用すれば問題ありませんので、ビッグローブ光を利用する場合は必ずIPv6オプションを申し込むようにして下さい。(IPv6オプションは無料)

IPv6で接続するにはIPv6に対応した無線ルーター、またはひかり電話対応の光回線終端装置(ONU)が必要です。
ひかり電話を使用していない方はIPv6対応の無線LANルーターを用意する必要があります。

IPv6に関してはぷらら光の速度と比較して少なくとも遅くなったという事はありません。

体感で感じる程の差はありませんが、実際のスピードテスト結果を見るとIPv6はビッグローブ光の方が若干速かったです。

事業者変更して数週間経った現時点で言えばビッグローブ光は大満足です。

事業者変更を後悔しかけた唯一の瞬間

しかしながら、事業者変更をして後悔しそうになった瞬間はありました。

上で書いたプッシュ通知が遅れる問題が発生した時ですね。

問題に対処し始めて3日程経った辺りで「こんな事なら事業者変更するんじゃなかった」って正直思いました。

だってこれから3年間、Wifi接続している間ずっとプッシュ通知が遅れるなんて罰ゲームですよね。

最終的にONUの設定で解決する事が分かったので良かったですが、唯一後悔しかけた瞬間でした。

3年使ったらまた事業者変更すると思う

3年後の話なのでどうなってるか分かりませんが、最低利用期間の3年が過ぎたらまた事業者変更すると思います。

単純に事業者変更するとキャッシュバックなどの特典が貰えるのでそれ狙いですね。

ただ、通信速度が最も重要なので当然同じ水準である事が絶対条件ではありますが。

でもビッグローブさんがその前に魅力的な特典やオファーをしてくれたらそのまま残るかも。

ビッグローブ光は分かりませんが、BIGLOBEモバイルでは解約とかMNPをしようとすると「月額料金マイナス数百円×6カ月」みたいな感じで引き留めをするみたいなんですよね。

だからビッグローブ光を解約する頃にこういうオファーくれたら残留するかもしれません。

ぷらら光に特に不満は無かったが・・

正直なところ、通信に関するサービスには何も不満はありませんでした。

しかし、ぷららって会員特典的なものが何も無いんですよね。

10年以上ぷららを使ってきましたが、その間に何か貰ったという記憶がありません。

ビッグローブに関しては今書いた引き留めオファーだけじゃなく、最近BIGLOBEモバイルでありましたが、D回線からA回線に変更するだけでGポイント500円分×12ヵ月を貰えたり、ビッグローブ光を利用している場合はBIGLOBEモバイルの料金が月額300円値引きされたりします。

OCNの場合は年度末にNTT-Xで使用できるクーポン3,000円~5,000円分を毎年会員に配布しています。

多分ですが、ぷららで何か貰えるとしたらぷららのサービス内で使える「フリーチケット」くらいじゃないでしょうか。(うろ覚えですが「ぷららモバイルLTE」があった時は会員値引きがあったような)

正直フリーチケットは使い道が無いので要らないんです・・。

せめてぷららが運営しているひかりTVショッピングで会員には幾らかの優遇があっても良いのではと思いました。

釣った魚にもたまには餌を与えた方が良いと思います。

こういう部分が改善されたらまたぷららに戻るかもしれません。

サポートはぷららの方が良い?

事業者変更後にちょっと質問があってぷららとビッグローブ双方にメールを送りましたが、ビッグローブは返答までに4日掛かりました。

それに対してぷららは既に解約しているにも関わらず半日で返答をくれました。

質問内容が違うとは言え、結構な時間差があったのでちょっとビッグローブのサポートの評価が下がりました。

あと、技術的な質問をしても良い回答は期待出来ないなとも思いました。

接続に必要な本当に最低限の事以外のサポートは期待しない方が良いと思います。(多分どこのプロバイダも同じような感じだとは思いますが)

 

それではちょっと長くなってしまいましたが、これで「光回線のプロバイダをぷらら光からビッグローブ光に事業者変更してみた」を終わります。

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

ハピタスのビッグローブ光案件が承認されました(2020/09/26追記)

ビッグローブ光申し込み時に利用したハピタスがようやく承認されました。

申し込みから約3ヵ月を要しましたが、10,800pt(10,800円相当)のポイント付与を確認しました。

ビッグローブ光-ハピタス承認-10800pt(10800円相当)の付与を確認

 

承認されるまでの流れを簡単にお伝えします。

  • 6月下旬にハピタス経由でビッグローブ光を申し込み
  • 7月中旬、開通した段階でハピタスに何も反映されないので調査を依頼
  • 9月下旬、ハピタスよりポイント反映の連絡あり

このような流れでポイントが付与されましたが、真ん中の調査依頼について少し説明。

案件によりけりですが、直ぐに自動で「判定中」になるものもあります。

しかし今回のように開通した段階でも通帳に何も記載されていないという事もあります。

これは珍しい事ではなくポイントサイトでは結構頻繁にあります。

案件に取り組んだら自動で反映されると思わずにしっかりと確認して、反映されない場合は調査を依頼して下さい。

ハピタスの場合は、案件の個別ページに「通帳反映の目安」が書かれているのでその日数を過ぎても確認出来ない場合は調査依頼した方が良いでしょう。

ハピタスは銀行振込手数料無料

ポイントサイトによって変わってきますが、ハピタスの場合はポイントを現金化(銀行振込)するのに手数料は掛かりません。

ですので、反映された10,800ptはそのまま10,800円に現金化し銀行振込で出金を行ないました。

ポイントと言ってもしっかり同額分現金に出来るので是非ポイントサイトを利用してみて下さい。

 

ポイントサイト経由のビッグローブ光公式ポイント数(2020年09月27日現在)

改めてどこのポイントサイトが一番高いか調べましたので参考にして下さい。

公式以外のサイト経由だとビッグローブ光公式の特典と異なる場合があるので、ここではビッグローブ光公式案件のみ紹介します。
ポイントサイト名 ポイント数
モッピー 公式案件なし
ハピタス 10,800pt(10,800円相当)
ポイントタウン 41,700pt(2,085円相当)
げんだま 20,850pt(2,085円相当)
ちょびリッチ 28,000pt(14,000円相当)
ゲットマネー 100,000pt(10,000円相当)
アメフリ 公式案件なし

 

私が契約した際はハピタスの10,800円が最も高かったですが、現在(2020年9月27日)はちょびリッチの14,000円が一番高いようです。

ただ、常にポイント数は変動しますので申し込みする際に改めてどこが高いのか確認する事をおススメします。

各ポイントサイトの登録は上の表のリンクから簡単に行なえますので是非利用して下さい。

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